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人事担当者が社労士に相談して「助かった」と感じる場面

  • 2月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:5 日前




「社労士に相談するほどでもないかもしれない」人事の仕事をしていると、そう思ってしまう場面は、意外と多いものです。


大きなトラブルが起きているわけではない。今すぐ答えを出さなくても、仕事は回っている。


でも、心のどこかで、「この判断、これで本当にいいのかな」と引っかかっている。


今回は、人事担当者の方が、社労士に相談して「相談してよかった」「助かった」と感じやすい場面について、実務の中でよく感じることをお話しします。



① 問題社員への対応で、方向性が整理できたとき


問題社員への対応は、白か黒かで決められるものではありません。


  • 注意はしている

  • 記録も残している

  • でも、この先どう進めるべきか迷っている


こうした段階で相談を受けることがあります。


このとき、社労士がやっていることは、「この対応でOKです/NGです」と答えを出すことではありません。


  • 今の状況は、どの段階なのか

  • 何を目的に、どこまで進めたいのか

  • ここで気をつけるべきポイントは何か


これを一緒に整理するだけで、人事担当者の表情が、少し軽くなることがあります。

「やるべきことが見えた」それだけで、対応はずいぶん楽になります。



② 社長の判断を、どう社内に伝えるか整理できたとき


人事担当者の方から、よく聞く悩みのひとつが、「社長の判断を、どう説明すればいいか分からない」というものです。


  • 方針としては理解できる

  • でも、そのまま伝えると角が立ちそう

  • 労務的にどう補足すべきか迷う

こうした相談では、「社長は間違っている」と言うことはありません。


代わりに、


  • どこが誤解されやすいか

  • どんな言い方なら現場に伝わりやすいか

  • どこまでを人事判断として説明するか


を一緒に考えます。

結果として、「社長にも、現場にも説明できた」という声をいただくことが多いです。



③ 残業や36協定の線引きがはっきりしたとき


残業や36協定については、「法律上は大丈夫そうだけど、実態が気になる」という状態が、一番判断に迷います。


  • グレーな運用になっていないか

  • 今後もこの形を続けていいのか

  • どこからがリスクになるのか


こうした相談では、「ダメです」「問題ありません」と断言するよりも、


  • 今の運用の位置づけ

  • 想定されるリスク

  • 現実的な改善ライン


を整理します。


「全部変えなくていいと分かった」「ここだけ気をつければいいと分かった」

この“線引き”が見えると、人事担当者の負担は大きく減ります。



④ 「自分の判断がズレていない」と確認できたとき


実は、一番「助かった」と言われる場面は、これかもしれません。


  • すでに方針は決めている

  • でも、自分の判断が正しいか不安

  • 誰にも相談できずに抱えている


こうしたときに、


「その考え方で大きくズレていないと思いますよ」と伝えるだけで、ほっとされる方がいます。

社労士に相談することは、必ずしも何かを変えるためではありません。


「この判断で進んでいい」と確認するための相談も、十分に意味があります。



相談して「楽になる」こともある


社労士への相談というと、問題が起きてから、というイメージを持たれがちです。

でも実際には、


  • 判断を整理する

  • 考えを言葉にする

  • 自分一人ではないと感じる


それだけで、人事担当者の気持ちが楽になる場面も多くあります。



まとめ

人事の仕事は、誰かに丸投げできるものではありません。

最終的に判断するのは、会社であり、人事担当者自身です。


でも、その判断を一人で抱え込まなくていいという選択肢は、あっていいと思っています。


「相談して助かった」そう感じてもらえる場面は、実は特別なトラブルのときだけではありません。

 
 
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