効率化が進むほど、「人っぽさ」の価値が上がっていく
最近は、
AIの話を聞かない日がないくらいになりました。
文章を書く。
資料を作る。
調べものをする。
少し前まで、
人が時間をかけてやっていた仕事を、
AIが短時間でこなしていく。
その変化は、
想像していたよりも、
かなり速い気がします。
実際、
アメリカでは、AI導入によるリストラの話も、
少しずつ現実になっています。
以前のリストラは、
業績悪化による人員削減、
という意味合いが強かった。
でも今は、
「AIで代替できる仕事」が、
少しずつ増え始めています。
つまり、
“不景気だから減らす”ではなく、
“効率化できるから減らす”
という時代が、
現実に始まりつつあります。
そうなると、
これからどんな仕事が残るのか、
という話になります。
ここで少し面白いのは、
以前よりも、
体を使う仕事の価値が見直され始めていることです。
建設。
物流。
介護。
設備。
修理。
こういう仕事は、
簡単にはAIで代替できません。
現場ごとに状況が違う。
天候も違う。
人の動きも違う。
予想外のことも、
日常的に起こります。
だから実際、
アメリカではブルーカラーの給与上昇も起きています。
以前は、
「知識労働の方が価値が高い」
という空気も強かった。
でも今は、
少し景色が変わり始めています。
一方で、
これから価値が上がるのは、
単純な体力仕事だけでもない気がします。
おそらくこれからは、
「AIを使いながら、全体を見られる人」の価値が、
かなり大きくなる。
ただ、
ここで言う“AIを使える”は、
単に操作できる、
という意味ではありません。
何を優先するのか。
どこに問題があるのか。
何に違和感があるのか。
そういうものを見ながら、
AIに指示を出せる人。
そういう人が、
これから強くなるのかもしれません。
実際、
AIを導入しても、
結局最後は人が確認する、
という場面もかなり多いと思います。
お客様ごとに事情が違う。
現場ごとに空気も違う。
数字だけでは判断できないことも多い。
だから、
単純にAIを入れれば終わり、
という話にはならない。
むしろこれからは、
AIが処理する部分と、
人が判断する部分の役割分担が、
少しずつ変わっていくのかもしれません。
以前は、
知識をたくさん持っていることが、
強さになった時代もありました。
でもこれからは、
知識そのものより、
「どう使うか」
「どう組み合わせるか」
の方が重要になっていく気がします。
空気を読む。
人の変化に気づく。
違和感を察知する。
そういう、
少し感覚的な力も、
むしろ価値が上がっていくのかもしれません。
AIによって、
仕事はこれからさらに効率化されていくと思います。
ただ実際の仕事では、
お客様ごとの事情や、
現場の空気、
社員同士の関係など、
数字だけでは説明できないことも多い。
だからこそ、
AIを使いながら、
全体を見て判断できる人。
そういう人の価値が、
これからさらに高くなっていくのかもしれません。
